サイエンス・インカレへの期待

Vol.1
サイエンス・インカレって何?

東京理科大学総合研究機構 坂口謙吾
(第1回、第2回サイエンス・インカレ審査員)

大学生の科学の祭典です。お祭りです!

どんなお祭り?

ジブリの宮崎駿監督の「風立ちぬ」を見ましたか?子供の夢の世界を実現する飛行機設計者の話ですね。空を飛びたかった、素晴らしいですよね。今も新たな未来の夢を抱く子供達はたくさんたくさんいますよねえ。今、大学の理系や専門学校に通う君達だってそういう子供だったんではないですか。いつか友達のような素晴らしいロボットを創ってみたい。タイムマシンを創ってみたい、火星を深海をミクロの世界を探検してみたい、苦しむ癌患者を救う治療法を創ってみたい。脳の中の意識や記憶ってどんなメカ、スーパーコンピュータとどう違う、世界中何処へ行ってもその場で自動通訳する装置を創って自由に話そう、その他いろいろ夢は沢山あります。その夢を実現するのは君達のような理系に進んだ皆さんです。新しい未来を変える新技術は世界中何処でもそこから産まれてきました。これからもそうでしょう。

自分の夢の実現のためには、人に聞いても新しいアイデアは出ない、というのが当たり前の世界です。でも、その当たり前をやるということは大人になり常識が増えるとともに、だんだん難しくなっていきます。その子供と大人の境目、つまり夢と現実の境目が今のあなた達の時です。今のあなたが夢に描いたやりたいことを、自分で考えて実行したことを、ドンドン人前で語ってみようじゃないですか。今ですよ。自分に出来ることなら簡単なことでも何でも良いんですよ。それがお祭りです!夢を実行するお祭りです!しかめっ面した研究発表なんかではなくて良いんです。間違っていてもおかしくても良いんですよ、自分の実行した夢を出して他のみんなに見せようじゃないですか。最初は単純なことだって、いつか素晴らしい発展があるかもしれない。まず、見せることです、語り合うことです。

それがサイエンス・インカレです。夢を実現する第1歩を見せあうお祭りがサイエンス・インカレです。理系のエンジニア・科学者の卵が、いつか世界に雄飛する第1歩ですよ。大いに活用して下さい。

サイエンス・インカレは既に2回開かれて、大盛況でした。将来は国際的になる時代もやってくるでしょう。多くの企業さん達も大変に興味を持っておられて参加しています。夢実現のためには働く場(職場)も必要ですが、語ればその活動の場探しにもなっていくでしょう。

みんな、是非ともサイエンス・インカレに出よう!見せよう、発表しよう!



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